『うに』と『くらげ』地元酒蔵の酒粕を使い田塚屋独特の製法で仕上げた逸品です。酒の肴にご好評いただいております。
酒粕を焼酎で漬け込み熟成させたものを使用し、うにと一緒に混ぜ合わせ合挽きを作る。その合挽きとくらげを混ぜ合わせ作ったもの。そのまま召し上がっても良いし、キュウリとの相性も良く美味しくいただけます。

『雑学』
うに(海胆)
ウニは生きているときは海胆、海栗、塩辛にすると雲丹、海丹と書く。棘皮動物(きょくひどうぶつ)で海底の岩間にすみ、栗のイガのような鋭いトゲと細く白い管足を音もなく動かしてはい回る。ウニは40種類もあるにかかわらず見分けが困難なためか、別名が少ない。ウニ、またはガゼの名で統一されている。
ウニを食用にしたのは古いことでその起源は風土記に見られる。「常陸国風土記」久慈郡いわゆる高市の条、「出雲風土記」島根郡凡北海の条などに「棘甲兜」とあるのは海胆で、「出雲国風土記」島根郡、秋鹿郡の各凡北海にみえる甲兜はガゼである。縄文、弥生の遺跡からは、ムラサキウニ、バフンウニ、アカウニなど出土している。食用になるのはバフンウニ、アカウニ、ムラサキウニなどで、量はムラサキウニが多く、味はバフンウニがすぐれている。食べるところは卵巣で、春から夏にかけて成熟するので、このころが旬である。ウニの名産地が下関というのは、加工技術が進歩しているためで、質のいいのは福井、石川のバフンウニである。ウニの塩辛には、泥ウニと練りウニの二種類ある。赤みのかかった黄色で、つやにいいのがうまい。


くらげ(海月/水母)
大小多数の種類があり、大きいのは触手の長さ30メートルを越すのから、小さいのは肉眼で見えないのもある。江戸時代にハチクラゲの一種を岡山の池田藩から毎年幕府へ献上した記録がある。食用にするのはビゼンクラゲで、淡塩水、または塩と酒で洗い、細かく刻んで三杯酢、またはあえ物にする。

保存方法:10℃以下にて保存してください。
賞味期限:90日
※開栓後は、お早めにお召し上がりください。