柏崎名産「鱈の親子漬」は新鮮な助宗鱈の身を酢でしめ、鱈の子、きくらげ、生姜を混ぜ合わせ調味加工したものです。酢と砂糖だけで味付け致しました。味は甘酸っぱい味がいたします。酢の物と考えた方が分かりやすいかも知れません。そのまま食べてもよいのですが、キュウリを薄く切り和えてもよろしいですし、またお正月には、大根と人参を細切りにして親子漬と混ぜ、なますのようにして召し上がってもおいしいです。


鱈の親子漬けの歴史(新潟日報紙・平成8年3月より)
鱈の親子漬の源流もずいぶん古い。江戸初期の料理本「江戸料理集」などによれば、魚の身に卵をまぶして、「子付き膾(なます)」とした。
酢の加減に気を遣ったようだ。「酢のつよきは大不出来成物也。但あまきもあしき物也」とある。苦心の味覚追求である。ショウガの千切りは必ず添えた。寛延二年(1749年)の「料理山海郷」は、「子鱈漬」を「鱈骨なきようおろしそぎ作りにして子にて身を漬る」とする。食べる時に酢をかけたらしい。商品開発は、温故知新でもある。

 

鱈の親子漬 製造工程

保存方法:10℃以下にて保存してください。
賞味期限:90日
※開封後は、お早めのお召し上がりください。
※瓶詰めの賞味期限は50日となっております。